ある種類の植物や金属に触れたり、化粧品や医薬品を皮膚に塗るなどの外部からの刺激によって生じる湿疹を接触性皮膚炎と呼んでいます。
これらのごく微量成分が皮膚から浸入すると、表皮のタンパク質と結合して抗原となり、これがリンパ節へと運ばれてTリンパ球と反応することになります。
これは遅延型アレルギーですから、症状の現れ方はゆっくりと現れます。
・接触性皮膚炎の原因
アレルゲンとなるものは人によってさまざまです。身辺にあるものは全てが接触性皮膚炎の原因になる可能性があります。
*化粧品
特に化粧品に含まれる香料や色素がアレルゲンになりやすい傾向にあります。
*薬品
白髪染め、染料、石鹸、洗剤、ホルマリンなど
*金属
ニッケル、コバルト、クロムなど
*植物
うるし、イチジク、イチョウ、など
*その他
下着、ストッキング、衣類のゴム、時計のバンドなど
・接触性皮膚炎の症状
接触性皮膚炎はアレルゲンと接触してから、1週間くらいの潜伏期間を経て発症することが多いようです。
症状は赤い湿疹、小さな水疱、膨疹、ただれ、カサブタ、むくみ、などでありいずれも痒みがあって、時には発熱することもあるようです。
・接触性皮膚炎の診断と治療
接触性皮膚炎の症状はアレルゲンとの接触を断つことで消失します。ですから、最も確実な治療法はアレルゲンを突き止めて接触を避けることです。

